TATERU(タテル)の最新動向|CM再開、販売用不動産の売却、西京銀行のアパートローン一部停止

当該記事については、アフィリエイトや企業からの取材費をいただき、物件を紹介したり分析したりしています。

TATERU(タテル)は、顧客の預金残高データを改ざんしたということで大きな問題になりました。

そのような出来事から、TATERU(タテル)の信用は大きく失われています。

株価も問題直後に暴落し、株主や既存オーナーにも大きな影響を与えています。

そんな中で、TATERU(タテル)は不動産の売却を行うことによって、体制を立て直そうと動き始めています。また、TATERU(タテル)と提携していた西京銀行の体制変更なども、TATERU(タテル)の今後に大きな影響を与える可能性があります。

今回の記事では、TATERU(タテル)が行った不動産の売却に関することやTATERU(タテル)と西京銀行の関係性はどのようなものか、TATERU(タテル)のCMが再開されたことに対するオーナーの声にはどのようなものがあるのか、最新のIoT技術を導入したTATERU(タテル)の新しいモデルルームに関することについてご紹介します。

注目を浴びているTATERU(タテル)に興味がある人はぜひ目を通してみてください。

 

 

TATERU(タテル)が不動産の売却を発表。既存のオーナーに与える影響はあるのか?

TATERU(タテル)は、販売用の不動産を売却することを発表しました。

これによって、既存のTATERU(タテル)オーナーにはどのような影響が及ぶのでしょうか?

まずは、既存のオーナーにどのような影響が及ぶ可能性があるのかご紹介していきましょう。

 

TATERU(タテル)が販売用不動産を売却

TATERU(タテル)は、2019年4月5日に「販売用不動産の売却に関するお知らせ」という書面を出しました。

参考URL:http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS02693/a3388ecb/761f/4cb1/a30a/5faaa7eaee8b/140120190405401236.pdf

このお知らせでは、東京、名古屋、大阪、福岡にあるTATERU(タテル)の物件売却に関することが記載されています。売却の価格は、契約の関係で明かされていません。

しかし、2018年12月期における連結売上高の10%以上に相当する額だということは明記されています。(恐らく、80億円程度というところでしょうか)

 

SNSに寄せられた声をご紹介

今回の件に関してSNSに寄せられた声を見ていくことにしましょう。

 


思い切った対策に好感な印象を抱く人もいます。

実際にこのような思い切った舵取りで立ち直った企業もあるので、TATERU(タテル)も同じようになる可能性は確かにあると考えられます。

 

この売却によって、投資家やオーナーにとっての悪材料を出しつくしたのではないかという見方もされています。キャッシュが増えたことにより倒産も当面はないと考えられるので、これからの動きに注目をしなければいけないということになるでしょう。

 

自己資本と借入金がBSを見るとイーブンだから、目先の現金化は不採算物件の売却かな?存続はするような気もする。要はリーマン級のダメージが来なければ意外にも生き残るかも。ただ単独は厳しいような気がする。

引用元:https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1835618/2cbf9cbe41201ab89304ab3e7bf1a720/108/156

 

今回の売却によって、TATERU(タテル)が存続する可能性が更に高まるのではないかと考えられます。

 

今回の売却は、銀行から融資が受けられないので、苦境を乗り越えるための財務基盤作りだと思います。

今年のホールディング延期は、不祥事の事業をそのまま一括で売却したかったけど話の折り合いがつかなかったので延期した。なぜなら、相手方はタテルの不祥事の事業ををそのまま受け継ぐのが嫌だった(世間で噂になってるので)、だけどタテルの物件は欲しかったのて個々の物件の売買とした。

とにかく、タテルは次の事業を模索していて新しい事業するには金が必要だけど銀行は貸してくれない、自分でなんとかするしかないので主力事業を売った形になってる。こんなところでは

引用元:https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1835618/2cbf9cbe41201ab89304ab3e7bf1a720/107/262

 

現在TATERU(タテル)は、とても苦しい状況にあります。その中で、アパートメント事業を売却するということも視野に入れている可能性は十分にあります。今回は不動産の売却という形になっていますが、これは経営再建をするために苦渋の決断をしたという見方ができそうです。

そうなると、これから新しい事業をどのように展開していくのかが、注目されるポイントになるのではないでしょうか。

 

この状況で売却損でも仕方ないだろ。
だいたい売却損ならキャッシュが減るわけじゃあるまいし、どうでもいい。それよりも手元キャッシュが潤沢になる方が大切。切り返しのための資金が自分で準備出来るだけでここはまだマシ。

引用元:https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1835618/2cbf9cbe41201ab89304ab3e7bf1a720/107/161

 

状況的には、売却損が出るのは仕方がないことだという声が多数見られます。また、売却損でキャッシュが減ることがない、ということもその通りであり、むしろ不動産を現金化することに成功しているので、キャッシュは潤沢になります。当然、この損失は痛手でしょうが、これからの巻き返しへ向けた準備だと考えられるでしょう。

 

このことから、投資家の間では、今回のTATERU(タテル)が取った行動は結果的に良かったのではないかという見方が大勢を占めていました。

今後は手元のキャッシュを活用しながら、再建への道をどう歩んでいくかが注目されます。

 

 

西京銀行が都市部のアパートローン受付を停止。TATERU(タテル)と西京銀行の関係性は?

TATERU(タテル)が起こした顧客の預金データ改ざん問題は、西京銀行にも大きな影響を与えました。

続いては、TATERU(タテル)と西京銀行の関係性について見ていくことにしましょう。

 

TATERU(タテル)と西京銀行はどのような関係だったのか

西京銀行はTATERU(タテル)でオーナーになった人に対してアパートローンの融資をしていました。TATERU(タテル)が顧客の預金残高を水増しし、金利が高い信販ローンを組ませていたことは、西京銀行には知らされてなかったと言います。

 

都市部のアパートローン受付を停止した西京銀行

西京銀行は、東京ローンセンターや大阪ローンセンターを立ち上げ、アパートローンに関する事業を行ってきました。

しかし、TATERU(タテル)の預金残高改ざん問題を防ぐことができませんでした。

そのことを踏まえた上で、審査管理体制の改善や顧客保護管理体制の充実などを図ることを決め、自己点検や見直しを行うようになりました。

具体的には、顧客が保有する資産に関するエビデンス資料をしっかり確認することを徹底した上で、審査基準の改定を行うという対策を行っています。

顧客保護管理体制については、2019年2月に西京銀行内の審査部内にソリューションサポート部を新設し、アパート経営をしている顧客が抱えている経営問題などに専門的な知識を持つスタッフが対応することを決めました。

これからも、専門的な知識を持つスタッフを中心に改善をするための取り組みを行っていくそうです。

参考URL:https://www.saikyobank.co.jp/personal/information/2019/04/post-971.html

 

さらに、この問題を受けた西京銀行は、都市部でアパートローン関係の事業を行っていた東京ローンセンターと大阪ローンセンターの廃止も決めました。

この廃止によって、東京や大阪といった都市部でのアパートローンの新規受け付けも辞めることになり、山口県や広島県、福岡県を中心とした地元の融資業務に注力することになります。

TATERU(タテル)の問題によって西京銀行にとっても事業方針を変更する事態に発展しています。

今後は全国の地方銀行において、アパートローンに対する審査の見直しが進むことになるでしょう。

 

 

TATERU(タテル)CMを再開。改めてオーナーの声を集めてみた。

TATERU(タテル)ではCMの放送を再開しています。

参考URL:https://www.youtube.com/watch?v=s3dRBmZmqSw

続いては、TATERU(タテル)がCMを再開したことによるオーナーの声についてまとめていきましょう。

 

TATERU(タテル)のCMを観た人の反応について

普通に考えて、キャッシュの確保と再出発の準備でしょ。
資金に困ってて、CMしないよ。
CM作って放送するのある程度先をみすえてるからでしょ。

引用元:https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1835618/2cbf9cbe41201ab89304ab3e7bf1a720/107/989

 

入札参加してるな。CMも流してるし復活したな。安い今のうちに拾っといた方がいい。また500円くらいにはもどすやろう。以前は1000円超えていたからな

引用元:https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1835618/2cbf9cbe41201ab89304ab3e7bf1a720/107/90

 

当たり前ですが、CMを打つにはそれなりにお金がかかります。

そのため、CMの放送ができているということは、現状では倒産するほど資金に困っているわけではないということが分かります。

先を見据え、これからは復活していく可能性もあるのではないでしょうか?

一方で、今はまだTATERU(タテル)の株価は低いままです。

今後事業の立て直しが進む中で株価が上がることも考えられるため、今のうちに株を買っておいた方が良いと考える人も少なくないようです。

 

おそらくIoTなどアップデートしてるのだろうけど、それがお披露目されてないのはまずいよなぁ。
CMでパワーは感じるけど、メディアには見放さられてるだろうしPRの担当者地獄だな。

引用元:https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1835618/2cbf9cbe41201ab89304ab3e7bf1a720/106/1011

 

IoTを売りにしているTATERU(タテル)ですが、預金データ改ざん以降はなかなかメディアに露出することができません。

一方で、新モデルルームの公開など、新しい取り組みも着実に進めているようです。

参考URL:https://corp.tateru.co/news/press/20972

※詳細は後述します。

 

テレビCM再開の影響が一番バカでかいな。
売り方は震え上がってるやろ。早いとこ買い戻さないと知らねーゾ

引用元:https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1835618/2cbf9cbe41201ab89304ab3e7bf1a720/103/4

 


テレビCMは、世の中に大きな影響を与えます。その分、株価に与える影響も少なくありません。買い戻しが遅れてしまうとその分得られたはずの利益が得られないという事態に陥ってしまうという人もいるでしょう。そうならないためには、早めの買い戻しが必要になるのです。

さらに、CMが再開したということは、ある程度事態が落ち着いたと予測できます。

今後の展開に少し期待が持てるようになってきているということでしょう。

 

テレビCMの影響力は大きい

テレビCMは、イメージ戦略などで大きな意味をなします。

実際に、TATERU(タテル)の新しいCMを観た人の中には、イメージが全然違うという感想を持つ人もいました。

これは、今後TATERU(タテル)がどのようなスタイルで事業を展開していくのかを伝えるために重要なポイントになっていると言えます。

マイナスなイメージがついてしまったTATERU(タテル)のイメージをより良くするためには、これから展開していく事業がどのようなものか、誰の心に響いてほしいのかを明確にしたCMであることが重要です。

イメージが今までと違うという印象を持ってもらえたのであれば、TATERU(タテル)の戦略は成功だったとも言えるでしょう。

また、テレビCMを再開したことによって、TATERU(タテル)の経営に余裕があるというイメージを与えることもできるのです。

これも、これからの事業を成功させるための戦略の1つだと考えられます。

このようなことを踏まえて考えてみると、TATERU(タテル)のCM再開はこれからに向けて前向きなスタートだと言えるのではないでしょうか。

 

 

東京都板橋区に新たなモデルルームがオープン!最新のIoT技術が凄い。

 TATERU(タテル)は、最新のIoT技術を取り入れたモデルルームを東京都板橋区にオープンしました。

最後に、そのモデルルームについてご紹介しましょう。

参考URL:https://corp.tateru.co/news/press/20972

 

「kit HOME ENTRANCE」という最新のIoT技術を導入したアパート

TATERU(タテル)では、生活の利便性を向上させるための設備を整えた「TATERU kit」を搭載したIoTアパートメントの提供を行っています。

今回は従来の技術に加えkit HOME ENTRANCEという最新のIoT技術を導入したアパートが完成したようです。

kit HOME ENTRANCEを導入したモデルルームでは「kitアプリ」で解錠ができるだけではなく、これまでのIoT技術を活用したライフスタイルを体験できます。

モデルルームの見学をするためには予約をしなければいけませんが、最新の技術を導入したアパートがどのようなものかを知っておくことは、これからの時代を生きていくためには重要なことです。

見学を希望する場合は、TATERU(タテル)の予約フォームから予約ができるので、気になるという人はチェックしてみてください。

ショールーム予約フォーム:https://www.robothome.co.jp/form/reserve.html

 

モデルルームの概要について

kit HOME ENTRANCEを導入したモデルルームは、東京都板橋区赤塚にあります。

木造3階建てで2019年1月に竣工しました。

間取りは1DKで、広さは25㎡となっています。

モデルルームで体験できる機能は、kit HOME ENTRANCE、スマートロック、スマートライト、IoT機器とそれに連携した家電の操作(エアコンやテレビ、ロボット掃除機、加湿器など)です。

IoT機器は、私たちの生活の中ではまだまだ普及していません。

そのため、どのような機能を持っているのか知ってから入居した方は安心感も高まるでしょう。

そのようなことを踏まえて考えてみると、kit HOME ENTRANCEを導入したモデルルームの設置は意味があることだと言えます。

 

「kit HOME ENTRANCE」はどのような機能を持っているのか

kit HOME ENTRANCEは、スマートフォンを使うことで解錠ができる集合玄関用のカメラ付きインターフォンです。

これをエントランスに設置することによって、訪問客からの呼び出しを部屋についているセントラルコントローラーとスマートフォンに通知してくれます。

それぞれのデバイスから受話応答や解錠ができるので、非常に利便性が高くなっています。

また、kit HOME ENTRANCEはアパートだけではなく、マンションや一戸建ての住宅にも設置できます。

不在時の急な来客や宅配業者への対応もできるようになるので、安全性という面でも安心感が高まるでしょう。

 

そしてkit HOME ENTRANCEの誕生によってセントラルコントローラーも新しくなりました。

新しいセントラルコントローラーは、これまでの部屋置きタイプとは違って、空間やインテリアの邪魔をしない壁付けタイプになっています。

kit HOME ENTRANCEに対応しているマイクも搭載しているので、セントラルコントローラーから相手の顔を確認し、受話応答や解錠も可能です。

つまり、これまでは必要だと思われていた室内のインターフォンが不要になったのです。

 

「Apartment kit for Customer」で安心できる暮らしを実現

TATERU(タテル)が提供しているアパートは、気軽にIoTを活用できる物件となっています。

Apartment kit for Customerを活用すれば、生活をより便利にできるだけではなく、安全性を高めることができます。

室内のセントラルコントローラーを使うことで、ライフスタイルを多様化することもできるでしょう。

安心して生活をするためには、色々なツールを活用する時代になりました。

そんなツールをまとめて使えるのがApartment kit for Customerです。

 

このようにTATERU(タテル)では、入居者のことを最も考えたアパートを提供しています。

様々な問題も生じてしまった一方で、これからはさらなる進化を遂げていくことでしょう。

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