このページでは、オープンハウスの社長である荒井正昭氏の経歴や学歴・大学や年収、採用においての社長面接の有無や自宅(家)、インタビューからわかる荒井社長の理念や人物像などについてまとめています。
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オープンハウスが中期経営計画「売上高1兆円」を達成!社長の荒井正昭氏とは
オープンハウスは「東京に、家を持とう。」「好立地、ぞくぞく。」「便利地、好立地。」といった、キャッチーなコピーと人気俳優を起用したCMでおなじみの総合不動産グループに属する企業です。
オープンハウスグループは、都市近郊で働く共働き世代をターゲットにした、戸建住宅の販売のほか、マンション・ディベロップメント事業、アメリカ不動産投資など、不動産に関連する幅広い事業を展開しています。
そんな同社の2021〜2023年度の中期経営計画のスロ-ガンは「行こうぜ1兆!2023」。
2023年9月決算では売上高が前年比120.6%増、「売上高1兆円」をついに達成したことを発表しました。
2013年9月決算の売上と比較して約10倍、5年前の売上と比較して約2倍の成長となっています。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのオープンハウスの創業は1997年9月。
同社を創業し、2024年現在も代表取締役社長を務めるのが荒井正昭氏です。
オープンハウスを1兆円企業へと成長させた荒井正昭社長の経歴・学歴
オープンハウスを上場させ、一代で1兆円企業へと成長させたのは、社長である荒井正昭氏の経営力の高さにあるといっても過言ではありません。
荒井正昭社長は1965年(昭和40年)10月29日 生まれの59歳。※2024年時点
(画像引用元)
出身は現在の群馬県太田市である「群馬県新田郡藪塚本町」あり、地元の群馬県立桐生南高等学校に進学。部活は野球部に所属していました。
出身は桐生市ではありませんが、出身校のある桐生市はもちろん、群馬県各市への寄付や施設の建設、イベントや新事業など、様々な地域共創を目的として取り組みを行っています。
こうした取り組みから自分が育った故郷への感謝や恩返しの気持ちが強い人物であることがわかります。
荒井正昭氏は高校卒業後、大学受験の予備校に通うために上京するも、勉強よりも遊びに夢中になってしまい2浪。これ以上は親に迷惑はかけまいと、大学進学を断念。
昔からの夢だった司法書士になるために専門学校に通う費用を稼ぐべく、不動産会社に就職します。
そこでビジネスセンスが開花し、独立。1997年にオープンハウスを創業し、現在に至ります。
オープンハウスの荒井正昭社長の資産・年収は?
荒井正昭社長の最終学歴は高卒ですが、その資産は2,810億円。
(Forbes JAPAN「日本長者番付 2023」参照)
50人の24位にランクインしており、慶應義塾や立教などの有名大学出身者が多いなか、学歴だけではない、地頭の良さやビジネスセンスの高さがわかる結果となっています。
年収についての正確な情報はありませんが「配当含む「年収1億円超」経営者ランキング500(東洋経済ONLINE)」によると、荒井社長の配当を含めた収入は総計60億9800万円とのこと。
この金額は、ソフトバンクグループの孫正義氏、ファーストリテイリング柳井正氏に次いでの第3位。
荒井正昭社長は間違いなく「成功者」といえるでしょう。
荒井正昭社長には一人息子がいる?!自宅(家)は世田谷区?
荒井正昭社長は結婚しており、一人息子がいるという情報があります。
確かな情報ではありませんが、中学生の頃には「将来の年収は5000万円。結婚は22歳」という目標を掲げており、有言実行の人である荒井氏は、若くしてすでに家庭を持っていた可能性は高いでしょう。
20代、30代の頃、お子さんが生まれたとすると息子さんの年齢は20代後半、30代前半あたりでしょうか。
荒井社長の父親と荒井社長自身も経営者であることから、息子さんも起業しているかもしれませんし、いつか父親の跡を継ぐため、社会に出て経験を積んでいる最中かもしれません。
いずれにせよ将来有望な人物であることは間違いないでしょう。
また、自宅(家)に関しては、一軒家を東京都世田谷区に所有しているという情報がありますが、正確な情報かどうかは定かではありません。
とはいえ、日本を代表する不動産デベロッパーのトップである荒井社長は、土地やマンション、投資用物件など、多数の不動産を所有していると推測できます。
インタビューからわかるオープンハウス社長のこれからの展望や人物像
2023年に予てから目標としていた「売上高1兆円」を達成したオープンハウス。
インタビューや名言などから荒井正昭社長の人物像、成功の理由やこれからの展望などを探ってみましょう。
「次は業界ナンバーワンを目指したいという大きな目標があります」
普通にいけば、1兆円企業になるという目標は達成できると考えています。ただ、今、ことさら檄を飛ばしてはいません。これまでベンチャー気質でやってきた会社ですけど、それはそのままに、むしろ1兆円企業としてガバナンスやコンプライアンスといった点をレベルアップさせなければという思いが強いですね。
上場してから10年で売上高を10倍にした企業は少ない。ここまできたら、次は業界ナンバーワンを目指したいという大きな目標があります。私自身、個人的に成長してきたと思いますし、既にお金もあります。ですが、誰もが努力すれば一番になれるということを、証明したい。日本の社会全体がそういう思考になればいいなと思っています。
(日経ビジネスより引用:https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00167/050100014/)
ただ売上を上げるだけでなく、企業コンプライアンスやガバナンスの強化を図っていくことが重要だと考えている荒井社長。
目標を達成し、次は業界ナンバーワンになることを目指していくと明かしています。
荒井社長は「誰もが努力すれば一番になれるということ」をまさに体現している人物といえるでしょう。
「理想を実現する一人ひとりの社員を、私は一番大切にしている」
不動産業界No.1を目指している私たちにとって重要なのは、顧客から最も信頼され、社会に真に必要とされる企業に進化・成長することだ。
この理想を実現する一人ひとりの社員を、私は一番大切にしている。
オープンハウスを業界No.1へと導いていくのは、これから入社してくる君たちだ。
ぜひ、既成概念にとらわれない新しい価値観を持ち込んでくれることを期待したい。
その上で、私が求めるものは非常にシンプル。
それは「誠実な人」であることだ。(オープンハウスグループ 採用サイトより引用:https://recruit.openhouse-group.com/new-graduate/intro/topmessage.html)
新卒者に向けたメッセージです。オープンハウスを成長させてきたのは、社員一人ひとりの力があってこそであり、荒井社長はそんな社員たちを大切にしていることがわかります。
オープンハウスの採用面接・最終面接は荒井社長が面接?
日本を代表する不動産デベロッパーであるオープンハウスを就職、転職先として検討している、もしくは選考中の求職者も多いはずです。
採用面接において、最終は社長面接となるのでしょうか。最終面接経験者の口コミ・評判をみてみましょう。
最終面接は社長面接でした
最終面接は中野にある本社の大きな窓ガラスで都内を一望できる部屋で社長と一対一で行う。社長は目力と勢いがすごく、話したいことがあればこちらも目をがん開いて食い気味に志望動機を語ると興味を持って聞いてくれる。
(引用元:https://jobtalk.jp/companies/38545/answers/5679111)
しっかりと前のめりで話を聞いてくれた女性社員の口コミです。
自分の夢を持っているか聞かれた
自分の夢を明確に持っているかという質問が印象的でした。対面での面談で社長と面談して直接話することもできました。
(引用元:https://jobtalk.jp/companies/38759/answers/5926599)
目標に向かって走り続けてきた荒井社長だからこそ、夢を持つことの大切さがわかるのかもしれません。
働く地域によるかもしれませんが、新卒採用の場合は、現在も最終面接は社長面接である可能性が高いでしょう。
また、オープンハウスの朝礼は社長が登壇することも有名です。
会社を成長させてくれる社員が大切だからこそ、従業員数4,904名(連結・2023年9月末時点)の大企業となった現在もしっかりとコミュニケーションを取り、社員の意思を統一することが重要だと考えているのかもしれません。
オープンハウスグループの最新ニュース・トピックをチェック!
荒井正昭社長率いるオープンハウスグループは、事業を通じてさまざまな取り組みを行っています。
2024年の最新のトピックををピックアップしてみました。
「O-EN HOUSE PROJECT」の公式サイトがリニューアル
「O-EN HOUSE PROJECT」とは、夢や目標に挑戦する⼈や組織を応援するオープンハウスグループのサポート活動です。
目標を実現するための施策や企画、イベント、キャンペーンを展開するO-EN HOUSE PROJECTではこれまで、オーナーを務める「群馬クレインサンダーズ」のホームタウンに太田市総合体育館「OPEN HOUSE ARENA OTA」を建設したほか、プロ野球球団「福岡ソフトバンクホークス」や「東京ヤクルトスワローズ」の支援をするなど、さまざまなサポート活動を実施。
2024年6月にはこの「O-EN HOUSE PROJECT」のサイトがリニューアルしました。
■公式サイトはこちら |
インタビュー記事や新企画などが続々とアップされています。
前橋商業⾼校サッカー部のユニホームスポンサー契約を締結!
「O-EN HOUSE PROJECT」の最新の活動としては、2024年6月に群⾺県⽴前橋商業⾼等学校と同校のサッカー部のユニホームスポンサー契約が締結されています。
前橋商業⾼校サッカー部はサッカーの各大会やインターハイへの多数の出場経験を持ち、23⼈ものJリーガーを輩出した強豪校。
今季は公⽴⾼校ながらも⾼校年代最⾼峰のリーグ戦である高円宮杯サッカーリーグの二部「プリンスリーグ」に挑みます。
しかしながら公⽴⾼校ということもあり、活動費には限りがあり、保護者の負担となってしまうという課題も。
オープンハウスグループは、前橋商業⾼校のプリンスリーグへの挑戦を微⼒ながら応援したいという想いから今回の支援を決定しました。
さいごに
オープンハウスの社長である荒井正昭氏の経歴や学歴、人物像などについて調査しました。
中期経営計画の目標である売上高1兆円を達成したオープンハウス。荒井正昭氏が掲げる次なる目標は「日本一」とのこと。
その上で、ただ売上を上げるだけでなく、企業のコンプライアンスやガバナンスの強化に注力していきたいと荒井氏はインタビューで語っています。
また、さらなる事業拡大のため、2023年11月に株式会社三栄建築設計を完全子会社化しました。
東京都に本社を構える三栄建築設計は、デザイン力の高さに定評があり、狭小住宅や3階建て住宅の設計・施工を得意としています。
オープンハウスの子会社となることで、次のようなシナジーが期待されています。
●三栄建築設計の物件供給力とオープンハウスの販売力を活用した、両者戸建事業全体の底上げ
●三栄建築設計のデザイン性に優れた戸建を加えることによる商品ラインナップの拡充
●スケールメリットを活かした各種購買力強化によるコスト競争力向上
●三栄建築設計の子会社であるメルディアDCとプレサンスの関西地方を中心とした更なる協働
●三栄建築設計の金融機関取引の円滑化・安定化
社名は「株式会社メルディア(MELDIA CO.,LTD.)」へと変更され、オープンハウスグループ常務執行役員である菊池健太常務執行役員が新社長に就任しています。
このように、勢いを保ちながらも企業のイメージ、社会的地位や土台をしっかり固めていくという綿密な事業計画から、荒井正昭社長の経営力、先見性の高さがうかがえます。
これからも荒井正昭社長率いるオープンハウスグループの動向から目が離せません。