近年、2020年東京オリンピックに向けて一部のエリアでは分譲マンションなどの不動産業界が活気付いています。
特にオリンピック・パラリンピックの選手村が作られる、中央区勝どき駅周辺エリアは、将来的に資産価値が上がる可能性が高いと言われています。
今回は勝どきエリアについて、駅チカマンションに住むメリット・デメリットや飲食店情報、分譲マンションや再開発についてご紹介していきましょう。
勝どきエリアの資産価値について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
勝どきの駅チカマンションに住むメリット
まず、勝どきは中央区の海沿い、月島と豊海町の間にあるエリアを指します。
勝どきは築地市場や新橋へのアクセスも良く、駅周辺には比較的マンションも集まっています。
勝どきの駅チカマンションに住むとどんなメリットが得られるのでしょうか?
利便性が高い
駅チカマンションのメリットでやはり一番メリットになるのは、利便性の高さが挙げられます。
勝どきエリアから汐留駅方面に向かうなら都営大江戸線を活用すればすぐに到着します。
また、そこから各路線に乗り換えることも可能です。
元々勝どき全体のエリアはそれほど大きくないため、最も駅から離れている6丁目であっても徒歩10分以内で勝どき駅を利用できます。
通勤・通学時には便利なエリアだと言えるでしょう。
窓からの景観・眺望が良い
マンションに住むなら窓からの景観もチェックしておきたい部分ではないでしょうか?
高層マンションであればなおさら美しい景観が見られるマンションの方が、資産価値も高まることでしょう。
勝どきエリアは海に囲まれたエリアです。
豊海町や晴海埠頭の奥にはレインボーブリッジが望めます。
夜になるとレインボーブリッジやお台場の夜景を贅沢に堪能できます。
都心に近いエリアでありながら、海や夜景を楽しめるのは勝どき周辺エリアならではと言えるでしょう。
築地場外市場まで徒歩圏内
築地は2018年10月に市場としての役目を終え、新たに豊種へと移転されました。
多くの商人達が豊洲市場へと移動していきましたが、移転したのは場内市場だけであり、場外市場は2019年現在も活気良く賑わっています。
場内市場は主に業者が利用する場所でしたが、場外市場は一般の人向けに様々な商品・グルメが取り揃えられています。
もちろん、移転したからと言っても取り扱っているものの新鮮さは変わりありません。
そんな場外市場が勝どき駅から徒歩15分程度で到着できます。
リーズナブルでしんせんな魚介類を食べたい、朝食は築地場外市場でご飯を食べたいという方は、勝どきエリアの駅チカマンションがおすすめです。
勝どきの駅チカマンションに住むデメリット
勝どきの駅チカマンションに住むメリットを3つ出しましたが、デメリットはあるのでしょうか?
まだまだ新しく開発されているエリアということもあり、新しい街ならではのデメリットが見えてきました。
都営大江戸線しか利用できない
勝どき駅は都営大江戸線しか通っていないため、都営大江戸線沿いに学校や会社がない場合は、乗り換える必要があります。
隣の月島駅だと都営大江戸線と有楽町線が走っているため、どちらかと言えば月島駅の方が利便性の高さは勝っているでしょう。
また勝どきから五輪選手村のほうへ行くアクセス手段が車しかないため、住民が増えてくると不便に感じる人も増えそうです。
利用できるお店が限られている
どうしてもエリアの面積自体が狭いため、利用できるお店が限られています。
ただし、スーパーや飲食店、商業施設がないというわけではないので、限られた店舗の中で活用できます。
まだまだ開発中の未完成のエリアということですね。
このように、勝どきの駅チカマンションであってもいくつかデメリットが存在しています。
しかし、必ずしも不便だというわけではないため、自分や家族にとって生活しやすいマンションなのかどうか、見極めることが大切です。
勝どきエリアでおすすめの飲食店
勝どき駅周辺には様々な種類の飲食店が建ち並んでいます。
いくつかおすすめのお店をピックアップしてご紹介していくので、ぜひ足を運んでみてください。
・鶏鬨 勝どき本店
鶏鬨 勝どき本店はその名の通り、鶏に強いこだわりを持った焼き鳥屋さんです。
地養鶏を土佐から取り寄せた備長炭でじっくりと焼き上げ、ジューシーに仕上げた焼き鳥が魅力的です。
店内は古民家のような雰囲気になっていて、落ち着いた空間が広がっています。
・米くら
勝どき駅から歩いて2分程度の距離にある米くらは、店主が市場まで足を運んで仕入れた、新鮮な魚介類を取り扱っている割烹・小料理屋さんです。
日本酒や焼酎など、豊富な種類のお酒が楽しめる割にリーズナブルでお得感があります。
また、魚だけではなく3日間煮込んでコラーゲンがとろとろに溶け出した「丸鶏鍋」もおすすめのメニューとなっています。
・徳寿 本店
勝どき駅の目の前に立地している徳寿 本店は、焼き肉が味わえる老舗です。
中でもタンには高い評判を受けており、来店された多くの方が注文するそうです。
月曜~土曜なら28時まで、日曜・祝日なら26時まで営業しています。
ボリューミーなランチがいただけるお店となっています。
勝どきエリア周辺の分譲マンション情報
勝どきエリアにもいくつか分譲マンションが建てられていますが、現在販売などは行われているのでしょうか?
気になる設備や間取りなども含めて分譲マンション情報をご紹介していきましょう。
勝どきビュータワー
勝どき駅に直結しており徒歩1分で駅まで行ける勝どきビュータワーは、利便性に特化しているだけでなく、数々の豪華な設備が備わっている分譲マンションです。
地上52階建てからは東京タワーや富士山まで一望できます。
設備としては、高級分譲マンションには欠かせないセキュリティシステムがメインエントランス・サブエントランス・エレベーターホールに向かうための廊下入り口・各階エレベーターロビーにオートロックボタンが設けられており、万が一入居者の安全を守っています。
また、24時間有人管理が行われており、マンション内で火災や設備の故障があった場合には防災センターにすぐ連絡が入り、係員が素早く対処してくれます。
コンシェルジュも日中は勤務しているので、困ったことがあれば相談してみましょう。
現在分譲中の間取りは、C-50A(1LDK+WIC+SIC)、C-50Dw(1LDK+WIC+SIC)、C-55Be1(2LDK+WIC)、C-55K(2LDK+WIC+SIC)、ES-95De(3LDK+WIC+2SIC)などが挙げられます。
ハルミフラッグ
そして、勝どきエリアと言っても良いと思いますが五輪選手村の跡地にできる超巨大新築マンション「ハルミフラッグ」も注目物件です。
詳しい情報は別記事にまとめていますが、何と24棟も新築マンションが分譲予定になっており、5,632戸に1万2,000人が移住すると言われています。
50階建てのタワーマンションも2棟建つ予定になっており、商業施設や公園なども整備される予定になっています。
また、他にもベイサイドタワー晴海やドゥトゥール等が近くに分譲中です。(どちらも住友不動産の物件です)
勝どきの再開発について
上記でも触れましたが、勝どきから近くの晴海5丁目には2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて選手村が建てられる予定となっています。
「ハルミフラッグ」として、選手村として活用された後は再開発が進み、マンションや商業施設などが建設されると言われています。
晴海エリアからすぐ側の勝どきでも、同様に再開発は行われていくことでしょう。
また、ようやく開通が行われた環状2号線は有明から晴海・勝どきを通って新橋、虎ノ門までを結んでいます。
専用レーンを使ってシャトルバスを運用させようという計画も挙がっています。
そうなれば利便性はさらに良くなり、デメリットとして挙げていた電車の路線数の少なさもカバーできるようになるでしょう。
勝どきエリアの駅チカマンションでもいくつかデメリットが見られましたが、今後の再開発によってデメリットが解消される可能性は非常に高いです。
そのような場合は勝どきエリアの資産価値も上昇していくことでしょう。
勝どきは現在オリンピックに向けて活気が集まってきましたが、まだまだマンションの開発計画も多く、しばらくは人口が増加するエリアです。
オリンピック後でも変わらず賑わいを見せる街並みになるのではないでしょうか?
資産価値も考えて分譲マンションを購入したいという方は、勝どきエリアの分譲マンションにも目を通しておくと良いでしょう。