駅別の資産価値・資産性考察シリーズの第3弾です!!
今回は東急東横線の日吉駅の特集です。
慶応義塾大学の日吉キャンパスが東口にある日吉駅周辺は、近年再開発が進んでいる注目の街です。学生が多いことから、飲食店やスーパー、アパレルショップなども充実しています。
そんな日吉駅周辺でマンションを購入するメリット・デメリットはどのような点が挙げられるのでしょうか?
また、再開発情報についても詳しく理解し、日吉駅周辺でマンション購入の判断材料にしていきましょう。
第一弾の西日暮里駅、第二弾の住吉駅も興味がある方はご覧ください。
Contents
日吉駅周辺のマンションを購入するメリット・デメリット
日吉駅は、神奈川県横浜市港北区日吉にあります。
都会というよりは親しみやすい田舎街という印象を受ける方も多いですが、西側に放射状に伸びる日吉中央通り・浜銀通り・普通部通り・サンロードは人通りも多く活気があります。
学生が多いという点もあり、単身向けのマンションが比較的多くなっていることも特徴です。
ただ、ここ数年で新築マンションの分譲もかなり進んでおり、ファミリー向けの世帯も増加してきています。直近では、プラウドシティ日吉という約1300世帯が入居できる超大規模物件が分譲されています。
下記ですね。
プラウドシティ日吉は別記事でまとめていますので、気になる方はご覧ください。
プラウドシティ日吉のモデルルーム訪問!!価格/設備/間取り等は!?
プラウドシティ日吉の現地調査!!飲食店/駅距離/周辺情報など!!
日吉駅周辺に住むメリット
・治安の良さ
駅周辺は人通りも多く温かい雰囲気があり、西口には交番もあるという点からも治安の良さを感じられます。駅周辺や住宅街も夜道が明るいため、安心して歩くことができるでしょう。
実際に治安の良さで今後も住み続けたいと考えている住民も多いです。
・利便性の高さ
東急東横線・東急目黒線黒線・横浜市営地下鉄の3路線で乗り入れがある日吉駅は、横浜市内への交通アクセスが非常に良いです。
横浜駅をはじめ、渋谷駅や池袋駅など主要ターミナル駅も乗り換えすることなく行くことができます。
日吉発の電車もあるため、座って通勤できるのはメリットですね。
東横線の急行も止まるため、横浜駅へは最短11分、渋谷駅へは最短18分で行くことができるという立地も特徴の1つと言えるでしょう。駅前にはバス停もあり、通勤・通学などの利便性は非常に高いです。
・商店街が買い物に便利
日吉駅周辺はスーパーが少なめとなっていますが、放射状に並ぶ商店街で食料品や日用品、衣料品など様々なものを揃えることができます。
個人商店や安い飲食店だけでなく、TSUTAYAやしまむらなどの有名店も多いため、普段の買い物には商店街が便利です。
駅前には医療機関やマッサージ店も多く、仕事帰りに立ち寄りやすい点もメリットと言えるでしょう。
・家賃やマンション価格は安い
日吉駅周辺は、アパートやマンションの価格相場が近隣の街と比較しても安めとなっています。
横浜や都心からのアクセスが良い一方で、学生が多いという点や大型商業施設が少ないという点も価格が低くなっている理由になっていると考えられます。
ざっくりですが、新築マンションの坪単価は300~320万ぐらいでしょうか。
日吉駅周辺に住むデメリット
・夜も騒がしい
日吉駅東口には慶応義塾大学のキャンパスがあることから、学生が住むアパートやマンションもたくさんあります。
夜遅くまで空いているお店も多いため、騒いでいる声が聞こえてきます。
閑静な住宅街で静かに暮らしたいという方にとっては、少し窮屈さを感じてしまうかもしれません。
※ただ、これはエリアにもよりますので、最近できたプラウドシティ日吉(徒歩9分)のほうまでいくと大丈夫だと思います。
・坂道が多い
日吉駅周辺は坂道が至る所にあり、普段の生活で負担になる可能性があります。
仕事で疲れて帰って来たときや、買い物帰りで荷物が多いときなどは、徒歩や自転車では不便に感じてしまうでしょう。
ストレート・フラットな通勤経路が良いという人は、実際の駅までの距離を確かめてみることをおすすめします。
・車の渋滞が目立つ
日吉駅周辺で車通りが多くなっているのは綱島街道ですが、道幅が狭く渋滞も起こりやすいです。
そのため、騒音や排気ガスが気になる方にはおすすめできません。
上の地図上だと駅のすぐ右側に通っているのが綱島街道です。
日吉駅周辺はリーズナブルな飲食店が多い
学生が多いということから、日吉駅周辺は安くてボリュームのある食事を楽しめる飲食店が豊富にあります。
特に、商店街は親しみやすい個人経営のお店が多く、帰りが遅くなっても立ち寄りやすいのもおすすめです。また、日吉はラーメンの激戦区とも言われており、駅周辺だけでも80軒近くのお店があるそうです。
・麺場ハマトラ
竹炭パウダーをブレンドした黒い麺が特徴的な麺場ハマトラでは、もちもちした触感の麺とスープの絶妙な味わいがクセになります。
美容効果も高く、女性にも人気があります。
また、食事の後はわたあめを作って食べることができるため、学生にも人気です。
・ラーメンどん
600円という価格でボリュームたっぷりのラーメンを堪能できるお店です。
学生のお腹を満たしてくれるお店になっていますが、疲れたサラリーマンにももってこいの二郎系ラーメンです。
・極楽汁麺らすた
リーズナブルな価格でラーメンにライスが付いてくるこのお店は、学生だけでなくサラリーマンにも人気があります。
620円という安さと、安さ以上の美味しさが魅力です。
・つけめんあびすけ
全席IHヒーターが設置されており、熱々の状態を保ちつつ最後までラーメンを味わうことができるお店です。
ラーメン王が絶賛したお店としても有名で、遠方から訪れる方もいます。
ラーメン激戦区なだけあって、店の入れ替わりも激しいと言われていますが、自分好みの味に出会える可能性も高く、学生だけでなく地元民や遠方にも根強いファンがいます。
毎日食べても飽きないほど飲食店が軒を連ねているので、仕事で遅くなって自炊が面倒という日も、気軽に足を運ぶことができるでしょう。
日吉駅周辺の再開発情報と分譲マンション
商店街や古くからある住宅街が印象的な日吉では、2016年以降、巨大再開発が進んでいます。
日吉駅東口から綱島街道へ向かうと、工事が盛んに行われている光景を目にすることができたため、それが印象的だった方もいるでしょう。
2019年には、高層マンションをはじめ、日常的な買い物に利用できるスーパーなど商業複合施設が完成することが分かっています。
その後も、再開発ビルやマンションだけでなく、バス通りやタクシー乗車用の道路の確保なども見込まれています。
日吉駅周辺には低層マンションが中心になっており、今後の再開発はまだ待たれる状態と言えますが、徐々に住みやすい街づくりとしての取り組みが行われていくことでしょう。
資産価値が下がりにくいマンションを選ぶには
そもそも資産価値というのはその物件を売却するときにどれだけの価値があるかということになります。どんなに築年数が新しくても、資産価値が高いとは言い切れません。
マンションの資産価値を重視する上で大事なのは、「立地条件」と言われています。人気のある立地や都心からアクセスが良いエリアは、中古マンションであっても価値が高くなります。
不動産会社の人がよく口にする「駅力」「路線力」のことですね。
特に、日吉駅周辺など駅近マンションは需要もあり、売却するときにも買い手が見つかりやすいでしょう。今後、高齢化がさらに深刻化してくると、駅近マンションのニーズが今以上に増えることが予想されます。
日吉駅のように、複数の路線が利用でき、急行快速の停車駅であるという点や、乗り換えなしでターミナル駅に行くことができるのは大きなメリットになるでしょう。
短時間で都心へ行くことができるというのは、通勤にも非常に便利です。
住環境をしっかりとチェックして、日吉駅周辺のマンションを検討してみるのも方法の1つではないでしょうか?
私も実際に歩いてみましたが、休日は学生も少なく、快適です。街並みもきれいですし、住環境はバランスがとれてます。
住環境や利便性、再開発などのあらゆる点を踏まえて考えても、日吉駅周辺は非常に住みやすくマンションを購入するメリットも多いということがお分かり頂けたのではないでしょうか。
慶応義塾大学の日吉キャンパスが近くにあり学生が多いということから、リーズナブルで味も確かな飲食店も豊富で、買い物や通勤にも困りません。
今後、マンション購入を考える際には日吉駅周辺も視野に入れてみてはいかがでしょうか?