アメリカの住宅市場が失速!?中古販売4ヶ月連続減少!

当該記事については、アフィリエイトや企業からの取材費をいただき、物件を紹介したり分析したりしています。

最近、アメリカの住宅市場が失速しているというニュースや記事を見かけるようになりました。

本日は日本にどんな影響があるのか、今後の見通しや購入タイミングについて自分なりの考えをまとめてみました。

アメリカ

◆◆参考記事

アメリカ中古住宅4ヶ月連続減少

ずばり、住宅価格の高騰やローン金利の上昇などが要因となっていて、中古住宅の販売件数が4ヶ月連続で前月を下回っているのです。

中古販売の販売が低迷してきているという情報は少し前から入ってきていましたが、ついに4ヶ月連続のところまできました…。

中古販売の販売が低迷してきているという情報は少し前から入ってきていましたが、ついに4ヶ月連続のところまできました…。

落ち込み

アメリカは景気が良いので、どんどん金利を上げていて、まだ金利はあがると言われています。今年に入ってからも既に何回か上がりましたよね。

7月の固定型住宅ローン金利は4.53%となっていて、1月と比較して0.5%も上昇しています。

日本の金利は10年固定とかだと1%きってますからね…。アメリカはそこそこ高い水準になってきた印象です。

投資家の専門家で、アメリカの住宅市場の売れ行きを景気の指標として重要視している方もいるぐらいですから、ある程度景気を反映していると言ってもよいと思います。

その住宅市場の中でも比較的、購入のハードルが低い中古住宅が減少しているというのは、やはり景気が少しずつ変化してきていると捉えて良いと思います。

 

アメリカ住宅市場を数値で見る

 

■ニューヨーク中心部のマンハッタン4~6月期の住宅販売件数

2629件 (前年同期比16.6%減少、第二四半期では9年ぶりの低水準)

 

■ニューヨークの住宅用風土王さんの販売価格中央値

110万ドル →約1億2200万円 (前年同期比7.5%下落)

 

■中古住宅販売件数7月

534万戸 (前月比0.7%減、4ヶ月連続減少)

 

■住宅着工件数6月

12.9%減少

ちなみに、新築マンションで考えるとニューヨークはあまり価値が下がらないことで有名です。東京よりもニューヨークで購入を考えていれ人もいるぐらいですからね。

お金の知識がある人はアメリカで絶対に価値が下がらないエリアを中心に資産運用している人も少なくありません。

 

減速の要因は?

減速の要因は様々ですが、下記の3点が要因なのではないかと予測しています。

1.中国人の投資意欲低下

2.金利上昇

3.建設費の高騰(貿易戦争)

「2」は既に説明した通りです。

「1」については、中国政府が資本流出を防ごうとして規制を強化しているという背景があります。

日本のタワーマンションを見に行くと必ず中国人らしき人をみかけるのですが、中国人の不動産投資にかける意欲はすごいですからね。

規制を受けて、中国人の投資家が投資を控える動きがあるのです。

投資

「3」については日々ニュースで出ていますが、アメリカと中国の貿易戦争が根本にあります。

トランプさんは国内の産業を守るために、輸入制限をして関税をかけたりしているわけですが、そうすると、輸入が入ってこなくなり国内の木材や鉄鋼価格が上昇してしまいます。

木材や鉄鋼を扱っている企業にとっては良いかもしれませんが、それを購入する側の建設業、住宅メーカーにとっては大打撃です。

価格を上げなければいけませんので、当然、需要も下がってくるという流れになっているわけです。

 

日本の住宅市場への影響は?

気になるのが日本の住宅市場への影響ですよね。

個人的には、当面は大きな影響は出ないのではないかと思っています。というのも、日銀の動きがまだあまり見られないからです。

フォワード・ガイダンスもありましたね。

ただ、足元の住宅ローンはじわじわと上昇してきていて、既に影響は出始めています。一気に上昇するということは考えづらいですが、購入するなら今年を検討しておいたほうが良いでしょうね。

来年はもっと住宅ローン金利が上がると思います。既にメガバンクは9月から10年固定を0.05%引き上げると発表しています。

今はまだぎりぎり購入Okかもしれませんが、来年以降はどうなるか…。

各自で十分に調べてから購入するようにしましょう!

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