AMBITION(アンビション)の株主優待に期待!業績推移と展望について徹底調査!

当該記事については、アフィリエイトや企業からの取材費をいただき、物件を紹介したり分析したりしています。

AMBITION(アンビション)は首都圏を中心に不動産事業を展開している会社です。
不動産賃貸管理をメインに、開発や仕入れ、販売、売買仲介、賃貸仲介などに事業をワンストップで手掛けています。
そんなAMBITION(アンビション)へ投資を考えた時、業績や株主優待といった企業情報が気になるところでしょう。
今回はAMBITION(アンビション)の経営は安定しているのか業績や株主優待、さらには口コミ、今後の展望について調査してみたのでご紹介します。

AMBITION(アンビション)の業績や株主優待について

まずはAMBITION(アンビション)の直近の業績や、株主優待には何があるのかご紹介しましょう。

2019年6月(3Q)の業績

・売上高…236億700万円(前年同期165億5,800万円)
・営業利益…18億800万円(前年同期5億4,800万円)

3Qの売上高と営業利益は創業してから過去最高の増益となりました。
売上高は前年同期と比べて142.6%も伸びています。
一方、営業利益も前年同期と比較すると329.9%と大幅に伸びる結果となりました。

各事業の売上高

・インベスト事業

2019年6月期3Q…125億2,100万円(53.0%)
前年同期…58億9,400万円(35.6%)

・プロパティマネジメント事業(賃貸管理)

2019年6月期3Q…101億9,300万円(43.2%)
前年同期…97億7,500万円(59.0%)

・賃貸仲介事業

2019年6月期3Q…7億2,100万円(3.1%)
前年同期…7億9,500万円(4.8%)

・その他事業(ベトナム・ホープ等)

2019年6月期3Q…1億7,000万円(0.7%)
前年同期…9,200万円(0.6%)

当期はデザイナーズマンションの開発や中古再販を行うインベスト事業が最も伸びています。
港区や中央区など都内のプレミアムエリアに有名デザイナーが監修する、新築投資用デザイナーズマンションが点在します。
その販売が好調であるため、インベスト事業は飛躍的に伸びました。

また、賃貸管理は前年同期に比べて全体割合は減ったものの、業績は格段に上がっています。
サブリース管理戸数は2018年3月末の時点で9,104戸でしたが、2019年同月末には10,182戸にまで増加しています。

これにより、AMBITION(アンビション)が管理する物件の戸数は全体で16,762戸から18,877戸にまで安定的に増加しています。
大型案件も取得しており、2019年3月時点のサブリース入居率は97.1%となりました。
今後も95%以上の高い入居率維持に力を入れていく見込みです。
一方、賃貸仲介事業は東京圏内で競争が激化している背景から、前年同期に比べて少し下がる結果となりました。

AMBITION(アンビション)の株主優待

上場企業の多くはクオカードや自社製品を提供するなど、株主優待を行っています。
AMBITION(アンビション)の株主優待を調べてみましたが、現時点では制度を設けていません。
そのため、株主には配当金だけ渡るという形となっています。

AMBITION(アンビション)の自己資本率は?経営は安定している?

投資をする際、その企業の経営が安定しているかどうかが重視されます。
今にも倒産しそうな企業は株価の上昇を望めず、暴落のリスクが高くなります。
業績は良好なAMBITION(アンビション)ですが、本当に倒産のリスクはないのでしょうか?
Yahoo!ファイナンスの中間決算によると、2018年12月期の連結決算での自己資本率は15.0%となっていました。

また、2018年6月期は13.0%となっており、前年同期は31.9%なので大幅に下がっています。
一般的に自己資本率が低い会社は経営が不安定と言われるので、数値が高いほど倒産のリスクは低いとされています。
理想的には70%以上とされていますが、その値は大企業が中心なので、一般的に40%以上だと倒産のリスクが少ないと言われています。
自己資本率は借入金が減ることで増加するのが特徴です。
借入金への依存をなくし、資金繰りが楽になることで会社経営は安定します。
逆に数値が低いと資金繰りが厳しい状態であり、借入金の返済が滞るリスクがあるので銀行からの融資も少なくなる可能性があるでしょう。

AMBITION(アンビション)は15%なので、現状は借入金に頼っていると考えられます。ただ、上記で業績をご紹介しましたが、売上高や営業利益は安定して伸びている状況です。
負債合計も2018年6月30日の会計年度は約126億円でしたが、当期は119億円と減っています。
現在は賃貸仲介や投資用マンションの販売だけではなく、民泊などの事業も行っており、業績が順調に伸び続ければ負債も減り、自己資本率も増加すると予想されます。
自己資本率は15%ですが、現時点で倒産する可能性はほぼないと言えます。

AMBITION(アンビション)の口コミ&評判

投資をする上で会社の評判も非常に重要となってきます。
AMBITION(アンビション)はどう評価されているのか、口コミ評判をご紹介しましょう。

好決算の上、上方修正の余地も残してる!しかも割安!気長にホールドしてれば良いことありますよ。

引用元:https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1834872/7b6a539d5d1ab96e05cce11a6bf8d219/13/403

当期の決算に対して好決算と評価している人は多く見られました。
現時点で通期予想の変化はないものの、3Qの時点で通期を上回っています。
そのため、上方修正になると予想でき、気長に保有すればいい方向に向かうと評価されています。

先日の決算内容からして上方修正、増配は普通にありますよ。

引用元:https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1834872/7b6a539d5d1ab96e05cce11a6bf8d219/13/494

業績から上方修正の可能性があると、同時に配当金の増配にも期待されます。
口コミでは普通に増配があると見込む声も見られました。

すぐ売られないようにそろそろ株主優待とかつけてもいいんじゃない?

引用元:https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1834872/7b6a539d5d1ab96e05cce11a6bf8d219/13/478

投資家の中には株主優待を目当てに保有するケースもあるので、制度がないと長く保有する利点がないと言えるでしょう。
大手不動産会社ではお米や商品券、ギフトカタログなどを株主優待にしているケースが多いです。
株がすぐに売られてしまうことを回避する意味でも、株主優待が付くことを期待されています。

3ヶ月ヨコヨコでしたね。この地合いの中でも崩れずにいてくれてある意味助かりましたよ。

引用元:https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1834872/7b6a539d5d1ab96e05cce11a6bf8d219/13/407

AMBITION(アンビション)の株価はしばらく横ばいが続いていました。
上昇を望む投資家は多いので横ばい状態が良いというわけではありませんが、大きく下落していない点は安心して保有できたことでしょう。
悪い材料がでない限り暴落することはないので、地道に上昇してほしい声が目立ちます。

たんなる不動産ではなくiotフィンテックとか評価そろそろ変わるかな。
そこが1番伸びるし、これだけ提携数多で決算悪いイメージしないしな。

引用元:https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1834872/7b6a539d5d1ab96e05cce11a6bf8d219/13/282
IoTを導入して不動産テックに移行する不動産会社は増えており、AMBITION(アンビション)もその1つです。
仲介業務の効率をアップさせるために、仲介業者専用サイトおよび契約進歩管理自動化システム「CPMA」の運用を開始しています。
IoTシステムの運用により仲介業務の効率が改善され、成約件数のアップにもつながっています。
今後は不動産テックの会社としての評価に期待の声が見られました。

AMBITION(アンビション)の株価と今後の展望

AMBITION(アンビション)の株価推移はどうなっているのか、2019年1月から見てみましょう。
2019年の年始は2018年年末に株価が低下した影響を受け、初値は790円のスタートでした。
年始明けは市場全体が活気づく傾向にあります。
それに加えて、AMBITION(アンビション)は宿泊予約サイトのクチコミアワード2018を受賞し、好材料から2月5には1,290円にも上昇しました。
その後は950~1,050円と上下しながら横ばいが続きます。

次に高値となったのは4月23日でした。
AMBITION(アンビション)は特殊映像サービスを提供する2501と資本業務の提携を告知しました。
両者のノウハウとネットワークを活用し、最先端技術を通じて効果的なプロモーションの創出と、課題解決に向けた様々なソリューションサービスを提供することが目的です。

不動産と同時にテック企業に変貌している期待から、1,093円の高値となります。
一時的な上昇なのですぐに下落するものの、5月16日の決算報告で1,115円にも上昇しています。
なお、5月21日の目標株価は理論株価では804円の割高となっています。

過去の比例では割安の判断でしやが、相対比較の連動性が高く現在は割高と判断されました。
また、個人投資家の予想株価は5月15日時点で841円となり、売り予想となっていました。
AMBITION(アンビション)の今後ですが、PRA事業へ本格的に参入する見込みです。

PRAとは簡単に説明すると、データ入力などの単純作業を全てロボットに回せてしまう自動化システムです。
従来は人の手で入力しなければなりませんが、それが業務効率化の妨げとなっていました。

しかし、単純作業をロボットが行ってくれること、人的なリソースを有効活用できるという利点を持ちます。
AIは幅広い人々に注目されており、株式市場でも注目度の高い分野です。
業務提携を通じて、最先端の事業やサービスを次々に増やしていくと予想されます。

不動産業界は色々なトラブルが浮き彫りとなっており、苦しい状況が続いています。
その中でも、AMBITION(アンビション)の業績は過去最高を発表し、通期の業績にも期待できます。
現時点では倒産のリスクも低く、幅広い会社と業務提携を結び不動産とテック分野での成長が見込めるでしょう。

口コミ評判では賛否両論の声がありますが、投資家も今後に期待しているとも見受けられます。
AMBITION(アンビション)への投資をお考えの方は、今後の動向を見守っていきましょう。

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